「日々リハビリテーション」
こんにちは!
少しお久しぶりになってしまいまして申し訳ございません。
アルターナは毎日元気に運営しておりますのでご安心ください!
今回は
「リハビリテーション」について。
実は、私施設長の佐藤は
昨年頃に介護・福祉関連のラジオに2回ほど出演させていただきまして、
アルターナのご紹介をさせていただく機会をいただいたのですが、
そこでお話した内容を書きたいと思っております。
ラジオでは
「何か話してください!」
という一番苦手なお願いをされたのですが、(笑)
自分自身が根幹にある「理学療法士」としてリハビリテーションに関わってきたことと
「アルターナの想い」や「理念」みたいな所を合わせてお話させていただきました。
そこで、「リハビリテーション」についてお話した内容なのですが、
世間一般的に知られている「リハビリテーション」と
私が考える「リハビリテーション」とは少し違うと思っておりまして、
世間一般的なリハビリテーション = 機能回復(筋トレや関節可動域訓練など)
私が考えるリハビリテーション = その人がその人らしく生きること
はい、よくわかりませんよね。笑
リハビリテーションって、日本語訳をすると、「全人間的復権」というのですが、
意味としては、
“病気やけがなどによって人間らしい生活ができなくなった人々が、
その人らしく生きる権利を回復すること” と意味されているんです。
なので、筋トレや関節可動域訓練ももちろんリハビリテーションの一部なのですが、
実はもう少し広い領域のことを意味しているのかな、と考えています。
例えば、
● 終末期の方が「食べたい」という訴えに対して、食べられる環境つくりをすること
● 「こういう服を着たい」という訴えに対し、どうすれば着られるかを考えること
● 「旅行に行きたい」という訴えに対し、多職種や巻き込んで連れていくこと
● 「トイレで便がしたい」という訴えに対し、何とか便器に座る介助をすること
などなど。
普段我々が思う欲求を、
どうやってできるようにしていくか、
という関わりの過程なんですよね。
それが全てリハビリテーションなんです。
なので、施設内での生活を支援する関わりが
リハビリテーションだなぁといつも感じております。
ということをお話しました!